26歳で留学して、初めて親元を離れましたよ

Jinです。外資系大手製薬企業を辞めてカリフォルニアに留学中。留学に来るまでも来てからも大変です。嫁がいます NBAと背筋を生きがいにします

【NBA】01/30 対ORL戦 ハーデンの大記録60-10-11に思うこと【James Harden】

 

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現地01/30/2018対オーランド・マジック戦で、ロケッツのジェームス・ハーデンがNBA史上初の大記録を達成。

 

 

 

この日のハーデンは、シーズン最多の46分26秒をプレイ。そしてキャリアハイの60点、10リバウンド、11アシスト(スティールも4本)を記録し、NBAでの最多得点のトリプルダブルとなりました。ちなみに今までの最多得点でのトリプルダブルは、2017年のウエストブルックの57点でのトリプルダブルでした。

 

 

 

今シーズンのハーデンはまさに”無双”状態。50ポイントオーバーの試合が4試合、平均ポイントは31.6点(02/02 現在)と、二位のアデトクンボとは3点も離れていて、自身初の得点王に猛進しています。

 

 

しかし、そんなハーデンの大活躍に沸くファンが多いものの、その”起用方”に疑問を抱えているファンはそれ以上に多いようです。

 

 

それは、”プレイタイム”。ハーデンは現在10位タイの36.1分をプレイしていて、チームが圧勝の展開でも、試合終盤まで良く出場しています。

 

 

プレイオフを勝ち抜き、NBA優勝を目指しているチームとしては、主力がプレイオフに”万全の状態”で望めることが重要。ファンはそれを知っているからです。

 

 

 

 

しかし私もハーデン、そしてロケッツファンですが、プレイタイムの長さはあまり気になりません。

それにはある二つの理由があるんです。

 

 

ハーデンの支配力

ロケッツは今年、クリス・ポールを獲得してNBAタイトルを本気で狙いにいっているでしょう。なによりチームは順調、ウォリアーズに続いてリーグ二位の実力を持っています。

 

 

そしてウォリアーズとの直接対決では2勝1敗で勝ち越し、ハーデンとポール、カペラの3人が揃うと、未だ負けなしです。

 

 

 

 

こうみると、ウォリアーズとの力の差はほとんどなく、プレイオフへの期待が持てます。

 

しかし、相手は3年連続ファイナルに出場し2回優勝しています。圧倒的に場慣れしているのはウォリアーズの方で、その見えないアドバンテージは確実に結果に影響してくるでしょう。

 

そのため、今年のロケッツはウォリアーズにプレイオフでいい勝負はしても、勝つことはないと思います。

 

 

 

 

今年は優勝のための準備期間。来年、クリス・ポールが残留することが条件ですが、この成績ではクリス・ポールも残る可能性は高いのではないでしょうか?

 

 

 

 

そして、ロケッツの優勝のために必要だと思うのが、ハーデンの支配力

 

 

もちろん、今現在のハーデンの支配力はNBAでも5本に入るでしょう。だけどレブロン、デュラント、カリーに比べると少し劣るような気がします。

 

 

試合力を高めるにはやはり、経験や結果が必要です。先に挙げた3人には、優勝やMVPといった結果や経験があります。

 

 

ハーデンにはそれらがない。だとすると、今回のようなNBAに残る大記録や活躍をしてシーズンMVPを獲得し、さらに格上げすると、NBA1の支配力を持つようになるのも時間の問題かと思います。

 

 

 

 

そのために、プレイタイムが多少長くなってしまうのは、問題ではないでしょう。

 

 

 

 ハーデンのリズム

ハーデンが長時間プレイしたり、勝負が決しているような終盤でも出場しているのは、本人の意思によるところも大きいのではないでしょうか?

 

 

ハーデンはロケッツに移籍してから、プレイタイムは約36~38分で推移しています。ヘッドコーチの変更も関係なく、このくらいプレイしているようです。

 

 

そして、ハーデンのプレイをみていると、自身のモチベーションに左右される部分が多いと思います。

 

 

ファウルを貰えない、プレイが上手くいかないと、修正ができずに自滅していく…というパターンが多い。それに加えてプレイタイムを短くすると、よりリズムが崩れてどんどんと悪循環に陥っていく様がみえますね…

 

 

 

 

また、ハーデンは怪我をあまりしません。ここ5年で1シーズンで10試合以上休んだことはありません。プレイオフでも最後までちゃんとプレイしているし、ピストンズにいったダンクキングとは違います。(笑)

 

 

 

ケガをしないのであれば無理に休ませる必要はないと思います。

ちゃんと1Q分は休んでますしね。

 

 

 

とにかく今年のハーデン、来年のロケッツに期待!

以上が、私の思うハーデンのプレイタイムに関する意見です。

 

 

プレイタイムが長いのは、1ファンとしてはとても嬉しいです。だって、多く彼のハーデンが見れるから。未だにどんなプレイするのかな!?ってわくわくしますもんね。

 

 

 

ハーデンが、今シーズン残りをこのままの勢いでいけば、MVPになる確率はかなり高いでしょう。チームも成績がいいし、本人は自身初の得点王も固い。

 

 

ウエストブルックが、二年連続シーズントリプルダブルを記録しても、今年はハーデンだと思います。

 

 

ハーデンがMVPを受賞、そしてプレイオフではウォリアーズを追い詰めるが、3-4でカンファレンスファイナルで敗退。

 

 

クリス・ポールが残留をして、ベンチも多少補強して、来年は優勝!

そんなシナリオを予想します。

 

 

 

まあ、今年優勝したらめちゃくちゃ喜びますが(笑)

 

 

 参考:

NBA.com日本版 - アメリカプロバスケットボールリーグNBA日本公式サイト

  

James Harden Sets Rockets Record With 60 Points - The New York Times